【新唐人2014年09月30日】1997年に香港が中国に返還されてから、17年になります。中共が50年変わらないと約束した「一国二制度」は、すでに破綻を迎えています。香港大学の調査によると、香港市民の不満は過去最高になっています。
こちらのグラフを見てみましょう。一枚目は香港の未来に対する自信の程度を表すグラフで、青線は「自信がある」、赤線は「自信がない」を表しています。2003年に香港市民の自由をはく奪する悪法「香港基本法第23条」への反対運動が起きてから、2004年までの間、多くの香港市民が香港の未来に対する自信をなくしました。ここ10年間でやや回復したものの、今年に入って普通選挙を求める抗議活動が起きてから、再び自信を喪失しています。
二枚目は香港市民の一国二制度に対する自信を表しています。これまでは香港一定人数が一国二制度について幻想を抱いていましたが、今年に入ってから一国二制度に自信をなくした市民が増え続け、6割に近づいています。
三枚目のグラフは、中共当局に対する信任度です。赤とオレンジの部分はそれぞれ中共を「信頼していない」、「全く信じていない」を表し、過去最高の50%に達しています。グレーは中立的立場をとるグループで、中共の香港における市場を更に減縮させています。
今回の市民や学生による「セントラル占拠運動」は、中共当局に対する香港市民の不満の大爆発と言えるでしょう。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/30/a1142126.html (中国語)
(翻訳/赤平 ナレーター/佐藤 映像編集/李)